赤ちゃんのアトピーと牛乳の意外な関係?
臨床心理士の岩佐京子さんの本に「牛乳は完全栄養食品ではない」という本があります。
仕事柄、多くの子供たちと接してきてあることに気づかれたといいます。
それは
授乳中に400cc以上の牛乳(通常売っている130℃の高温殺菌牛乳)を飲んでいるお母さんのこどもにアトピー性皮膚炎や湿疹がよく見られる
ということです。
今、わたしたちが通常飲んでいる牛乳は、130℃で2秒間殺菌した高温殺菌牛乳と呼ばれるものです。
この牛乳では、60℃30分の低温殺菌牛乳と比べて、牛乳の中身に重大な変化が生じてしまっているのです。
・免疫グロブリンやアルブミンといった重要な成分を含むホエータンパク質の大部分が変性してしまいます。
・吸収消化の速やかなカルシウムと結合しているカゼインも一部分変性し、吸収されにくいものになってしまいます。
・「ホモジナイズド」という加工で脂肪分子やタンパク質分子が物理的に切断され、品質が低下してしまいます。
・源乳中に含まれているビタミンC、D、Eなども加工の過程でほとんど破壊されます。
このように
変性してうまく消化されなくなった牛乳のタンパク質が、母乳を通じて赤ちゃんに入り、そこでアトピーなどのアレルギーを起こしていたのです。
また、赤ちゃんに見られる脂漏性湿疹は、お母さんが牛乳を飲むことをやめるときれいに治ります。
これは、うまく消化されなかった牛乳の脂肪が、母乳を通じて赤ちゃんに入るのですが、赤ちゃんのほうは、この脂肪を消化するだけの 機能がまだ発達していないために、皮膚から脂肪が吹き出してきて、黄色いかさぶたのようになってしまうのです。
お母さんの母乳をたくさん出したいという思いでのむ大量の高温殺菌牛乳が、かえってお母さんの体の中に入った人間にとっては異質のタンパク質を、 母乳を通じて赤ちゃんに飲ませてしまうことになってしまうのです。
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母乳をたくさん出すためには
ではお母さんの乳房が、高温殺菌牛乳に頼らずに、しかも豊かで滋味に満ちた母乳を出せるようになるにはどうしたらよいのでしょうか。
これについて、前述の岩佐さんはこう本で記しています。
「牛乳を大量に飲んだら、母乳もたくさん出るかというと、そうではないのです。 どちらかというと、ご飯やいもなどの炭水化物をたくさん食べたほうが母乳はたくさんでます。」
基本はいつでもシンプルです!
厚労省の新しい食生活指針をきちんと守る食事をとっていればよいのです。
○食事を楽しみましょう。
○1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを。
○主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
○ごはんなどの穀類をしっかりと。
○野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて。
○食塩や脂肪は控えめに。
○適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を。
○食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も。
○調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく。
○自分の食生活を見直してみましょう。
そして、できれば赤ちゃんのためには無農薬のもの、添加物の入っていないものを選んで食事を作りたいものですよね。
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妊娠中や授乳中の栄養補給に牛乳をがぶ飲みするというのは正しいのでしょうか。 牛乳さえ飲んでいれば栄養は足りると思い込んでいるお母さんに2~3才まで牛乳のみで育てられた子供の中から「まったく言葉を持たない子供」がでてくるケースが数多くみられたという報告があります。 はたして現在の日本の牛乳は完全栄養食品なのでしょうか。 現在の日本の牛乳はどのような状態でわれわれに提供され、その栄養分はどのように変化してしまっているのでしょうか。 授乳中に400cc以上牛乳を飲んでいるお母さんの子供にアトピーや湿疹が多く見られるというのはいったいどのようなことなのでしょうか。